話を最後まで聞く
信じ切る。自分も相手も

こころの温泉「井戸端わもん」は、2011年12月1日の初開催以来、2014年7月まで、高知県で実践を重ねたあと、2014年10月から2015年12月までは、東北地方6県と新潟、栃木に会場を移して、井戸端わもんを開催しました。
そして、2016年1月22日、特定非営利活動法人井戸端わもんとして全国各地で開催を重ねてきました。
「話を最後まで聞く」「信じ切る。自分も相手も」 井戸端わもんではこの2つの聞き方のコツを参加者にお持ち帰りいただくことを目的に、地域の公民館やカフェ、関係者の自宅などを利用してボランティア開催しています。また保育園、グループホームなどでも行いました。
専門のファシリテーション力を持った進行役(川窪財)が安心空間を育みながら、初対面でも参加者同士がなんでも聞き合える、そんな場づくりを提供してきました。最後まで聞く。責めない聞き方のルールのなかで進行する井戸端わもんで、参加者が得た聞き方のコツを家庭や職場に早速持ち帰り、現場で活かしていただくことを目的としています。また、会場で出会った参加者同士のリアルな交流も大切にしています。

 2017年からは認定ファシリテーター制度を設け、一定の養成期間を経たファシリテーターが各地で井戸端わもんの開催を始めました。
 現在は日本国内各地及び海外(韓国・アメリカ)で活動し、通算回数が2000回を超えました。そして認定ファシリテーターと養成講座受講生の合計が100人を超えました。

 

井戸端わもんを食卓へ
特定非営利活動法人井戸端わもん 理事長 川窪 財

井戸端わもんとの出会いは、わもん創始者やぶちゃんこと薮原秀樹さんとの出会いから始まります。井戸端わもんの2つの聞き方のコツ「最後まで聞く。信じ切る。自分も相手も」これはやぶちゃんそのものでした。
私が離婚をして心がどん底の時、やぶちゃんに話を聞いてもらって再出発のチャンスをいただきました。相手の話を遮らずに最後まで聞く。どんな状況でも責めずに聞く。信じて聞く。私はその聞き方に心を救われました。命の恩人です。
当時はまだ「わもん」という名前が付いていませんでしたが、とても温かな聞き方でした。以来私はやぶちゃんとわもんを世に広めたいと心に誓いました。そして市民がわもんと触れる入口として「井戸端わもん」を任され、現在に到ります。
 目的は井戸端わもんの聞き方のコツを食卓に届けること。家族や職場、地域で当たり前のようにわもんが活かされることが夢です。
現在は100人のファシリテーターと共に活動を重ね、回数も年々増えてきました。心から感謝します。これからもコツコツ活動を続けながら、日本中に、世界中に2つの聞き方のコツが使われることを願います。
あなたの街で活動する井戸端わもんファシリテーターをどうぞよろしくお願いします。

法人名 非営利法人 井戸端わもん
所在地・連絡先 〒780-0824 高知県高知市城見町8-4-502
代表理事 川窪 財(かわくぼ たから)
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